無痛インプラント治療

無痛インプラント治療

生活の質(Quality of Life)を高める選択肢 生活の質(Quality of Life)を高める選択肢

インプラント治療は、歯を失った時にその機能を回復する治療です。チタン製人工歯根を埋入し、それを支えとしてかぶせ物を取り付けることで、自然の歯と変わらない使い心地を得ることができます。
現状、失った歯の本数にもよりますが、機能を回復する方法としては3つあります。ポピュラーな入れ歯、固定式のブリッジ、そしてインプラント。
それぞれメリット、デメリットはありますが、インプラントは入れ歯のようにずれたり、はずれたりすることがないため、”食べたいものが食べられ”たり、審美性の高さにより”若々しく見え”たり、ブリッジとは違い”健康な歯を削らない”ため精神的なストレスもありません。

インプラントで解決できるストレス

  • 食事の時、入れ歯が痛くて食事を楽しめない
  • すぐに入れ歯が外れてしまう
  • 入れ歯が安定せず、十分に噛むことができない
  • 嘔吐反射がきつくて、入れ歯を入れることができない
  • 取り外しの入れ歯を、精神的に受け入れられない
  • 残った歯がブリッジや、入れ歯を負担するだけの力を持っていない
  • 入れ歯についている金具が見えるのが気になる
  • 周囲の歯を削りたくない

無痛インプラント治療

インプラント治療がどれほど良い治療だということであっても、手術を行うことに代わりはないのでまだ不安が残る方もいるはずです。ですが、インプラントの治療は無痛治療が可能です。ここでは、インプラントの無痛治療について説明していきます。

無痛治療が可能な理由

まずは人間が感じる痛みについて、簡単に説明しておきましょう。

インプラントでの治療に限らず、人間の体は、痛みを感じると体内から様々な物質を出して、脳に伝達させ体を反応させます。

一旦脳に痛みを感じさせる物質が達すると、痛みを感じるだけではなく、痛みの域値が変わってしまいその他の症状も引き起こすことがわかってきました。

例えば、炎症を起こしやすくしたり、鎮痛剤の効き目を低下させたりすることがその代表です。その為に十分に事前に麻酔をし、痛みが出る前に消炎鎮痛剤を投与する事が必要なのです。Pre-emptive、analgesia(先制鎮痛法・先制 鎮静法) といわれています。

この方法を行うことにより、炎症を抑制することができ、痛みを感じずにすむのが無痛治療です。また、無痛治療によって痛みは無くとも、精神的な恐怖感は残りますので、それに対しては複数のトランキライザー(精神安定剤)を使用し、 緊張による血圧の上昇、痛みの増幅を抑制することを行います。

それにより術中はうとうと眠った状態で、精神的なストレスは全くありません。それらの処置を行うことにより術後の痛みはほとんどありません。

このようにインプラントの治療中、治療後の痛みを感じることなく手術を受けられる無痛治療が可能となります。「手術を受ける=痛みを我慢しなければならない」ということはありません。「歯医者=痛い」という概念も変わってくるのではないでしょうか?

それでは、実際どのような方がインプラントでの無痛治療を受けられているのでしょうか?

インプラント治療のメリット

  • Merit1

    入れ歯とは違い、”噛む力”が落ちないので、よく噛み切ったり、すりつぶしたりできるため、自分の歯と変わることなく、固いものも食べることができ、味や風味もよくわかります。

  • Merit2

    違和感が全く無く、おしゃべりがしやすくなります。見た目もご自身の歯と変わりがないため、インプラントを入れていることがわかりません。

  • Merit3

    ブリッジのように周りの歯を削る必要がなく、支える力を残った歯に負担させることもないので、結果として残った歯の寿命を延ばすことにつながります。

  • Merit4

    インプラントは人体との親和性の高いチタンでつくられているので、金属アレルギーの方も安心です。

症状の違いによる各治療方法の比較

【 Case1 】一番奥側の歯が1~2本、もしくはそれ以上失ってしまった場合

従来は入れ歯を入れるしか方法がありませんでした。ブリッジの支えになる後ろの歯がないためです。

入れ歯

短期間で治療が完了することが長所ですが、普通の入れ歯では、噛む力が自分の歯に比べて30%程度しか出せません。入れ歯は抜けた歯の上にピンク色のプレートが載っており、あごの骨との間に歯肉が介在しているので、座布団の上で釘を打っているようで力が十分に伝わりません。

ブリッジ

ブリッジを支えるための奥歯がないので適応できません。

インプラント

あごの骨に直接インプラントが埋め込んであるので、自分の歯と同じように何でも噛むことができ、何を噛んでも歯肉が痛くならず、取り外しの手間もかかりません。そのため、周囲に食べ物がつまってしまい不快な思いをすることもなく、入れ歯のバネもないため、見栄えも自分の歯と同じようになります。

  1. 術前
  2. 術後

【 Case2 】抜けた歯の両側に歯がある場合

従来は、両側の健全な歯を削って義歯をかぶせるか、両側の歯にバネをかけて取り外しの入れ歯を入れる方法でした。

入れ歯

歯を削らずにすむ反面、両側の歯にバネがかかるので見栄えが悪くなります。また、歯の周りに食べ物がつまるため、虫歯になりやすいというデメリットもあります。

ブリッジ

失った歯の応力を十分に負担できるだけのしっかりとした歯が両側に必要となる。抜けた歯の数が多ければ、その応力を負担させるために、削ってかぶせる支える歯の本数を増やす必要がある。

インプラント

両側の健全な歯を削らずにすみます。抜けた歯の数が多くても、残っている歯にはその応力を負担させないので、残った歯を守れます。

  1. 術前
  2. 術後

インプラントが失敗する原因

実際インプラント治療に来られる方は、これまでたくさんの治療法を試したけれども、どうしても自分の納得がいかない、耐えられないという方が多いようです。

入れ歯にしてもブリッジにしても、口の中に異物を入れておくのですから、仕方がないのかもしれませんね。だからこそ、異物を入れるのではなく、自分の歯にしてしまうというインプラント治療が望まれるのです。

利点ばかりが目立っているように見えるインプラントですが、完璧なものは存在しないというのが自然の常です。ここでは、インプラントのデメリットを紹介します。といっても、特筆すべきデメリットはありません。 ここでは、インプラント治療が失敗しやすい原因について紹介していきましょう。

骨の状態によるもの

インプラントと骨の関係を、わかりやすく例えると釘と材木の関係に似ています。材木の質により、釘は抜けやすくなってしまったり、逆に抜けづらくなってしまいます。この状態がインプラントと骨にも起こってしまうのです。

骨が柔らかすぎる場合

インプラントを植立した後、安定せず、ぐらつくことがあります。特に初期固定ができない場合、のちのち抜けてしまうことがあります。

骨はスポンジ状なので、始めに圧縮(コンデンス)しておくと比較的硬い骨にすることができます。

骨が非常に硬い場合

植立後安定は(初期固定)は十分に確保できますが、骨の内部の血流が少なく、インプラント周囲の血液、循環が少なく、また硬い為に骨を削っているときの発熱の為に後で抜けることがあります。

骨を切削するとき、十分注水して、発熱を40℃以下に抑制する。

かみ合わせによるもの

インプラントは自分の歯と同等によく噛めますが、自然歯と違い、歯根膜(歯と骨の間にある神経膜)が無いので、歯の部分で圧力を感じることができません。そのために、過度の力がいつもインプラントにかかっていてもそれがわからず、 周囲の骨が歯周病のように吸収してきます。

定期的に噛み合わせの調整をする。過度の力が加わった時にはすり減るような素材で歯の部分を作りインプラント本体を守る。

適切なブラッシングが行われなかった時

インプラントも自分の歯と同じように常にプラーク(汚れ)がたまっていると、周囲の組織に炎症が起き、抜けてしまうことがあります。

定期的に噛み合わせの調整をする。過度の力が加わった時にはすり減るような素材で歯の部分を作りインプラント本体を守る。

医療レベルによるもの

インプラントは骨に、直にフィスクチャー(インプラント体)を埋める処置です。骨の質は人によって、十人十色です。インプラント埋入前にはCTや、オルソパントモグラフィーなどで、骨質を含め口腔内の状況を十分に把握しておくことが、いろんな骨質に対応しやすいと思われます。また、インプラントも他の治療と同じで、その部分だけでなく、口腔内全体のバランスが悪いと長持ちしません。
インプラントを含め、ご自身の歯を一生に渡り長持ちさせるためには、精度の高い治療で、口腔内全体のバランスを保って治療できる医療機関を選択されることをお勧めします。

精度の高い治療を行うための検査
レントゲン写真
CT検査(シンプラント)

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