予防歯科

予防歯科

岡本歯科でいつでもクリーンな口腔内

治療完了後の状態を維持するメンテナンスと、再発を予防するためのプリベンション

予防する×維持する

当院のプロフェッショナルケアは歯肉の中にある歯周ポケット内のバイオフィルムを除去することが目的です。歯ブラシの毛先が入りきらない歯周ポケット内はご自身で容易に除去することができません。
ただおそうじするだけでなく、患者様でもして頂けるブラッシング方法や薬剤を使った治療法など、その患者様の口腔内の環境にあったプログラムで健康的で美しい状態を保つサポートをさせて頂きます。
そのため、2~6ヶ月に一度の検診でプロフェッショナルを受けていただくことをおすすめします。

プログラム1 – ご自宅でのブラッシング


ブラッシングは、虫歯に関与する細菌の集合体であるバイオフィルム、歯の表面の細菌やプラークを除去することが目的です。それらの細菌は、口腔内の糖質を代謝させ酸を出すことで、歯のエナメル質や象牙質を溶かして虫歯を作ります。
自宅用にフッ化物とPCAが配合された歯磨剤を選ぶようにしましょう 自宅での予防効果的なブラッシングとして、アパタイト配合やフッ化物・ピロリドンカルボン酸(PCA)を含有した歯磨剤を使用することで、歯質の再石灰化に有効であり、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。特にピロリドンカルボン酸(PCA)は、象牙質の表面にあるコラーゲンをコーティングし、フッ化物を長く留めると考えられており、象牙質う蝕の原因になるコラーゲン分解抑制と脱灰抑制効果があると考えられています。
例えば歯の根元が多く露出している方は、フッ化物+PCA配合の歯磨剤が極めて効果的だとされています。また、歯磨き後のうがいの回数を減らすと、歯磨剤の成分が口腔内に残るのでより効果が出ます。さらに効果的なのは、洗口剤を使うことです。ただ、注意していただきたいのが、バイオフィルムは洗口剤のみでは除去できないということです。必ず正しいブラッシングとプロフェッショナルケアは必要です。
当院では、その患者さんの状況に応じたプロフェッショナルケアとブラッシング方法を提案いたします。

プログラム2 – 食生活のコントロール

虫歯の原因になるのは、決して甘い物だけではありません。
例えば、炭水化物はでんぷん→糖質になり、虫歯の原因菌のエサとなります。代謝した後に酸を出し、歯を溶かしていきます。また、他の食品に関しても糖質が含まれていれば同様に酸を出し、歯の表面を溶かしていきますが、その後1時間くらいで口腔内は酸性から中性に戻っていきます。
しかし、1日の中で飲食(糖質を含有したスポーツドリンク、缶コーヒーや飴、お菓子なども含む)の回数が多いほど、口の中の状態は常に酸性→中性→酸性を繰り返し、中性に保たれる時間が短いので、虫歯になりやすい状態になり、リスクが非常に高くなります。
また、さまざまな薬を服用されている方も注意していただく必要があります。
特に一般的な薬でいえば花粉症やアレルギーでよく使われている、抗ヒスタミン・抗アレルギー剤などは、副作用で唾液の分泌量が著しく減るため、口腔内が乾燥した状態になります。唾液の量が減ると、中性に保つ力が低下するのでリスクが高くなります。
就寝中も唾液の分泌量は減少するので、寝る前に飲食すると一晩中口の中は、酸性に傾くことになります。
虫歯や歯周病になる原因は必ずあります。その原因を知ることができれば、快適な口腔内を維持することができるはずです。

セルフケア処方

岡本歯科医院では、患者様一人ひとりの口腔内環境に合わせた歯ブラシ・ブラッシング方法、歯磨剤の選び方などを提案いたします。


  • プラークコントロール

    今までの歯ブラシの仕方に問題があるかもしれません。指導を受けて、適切な方法や清掃用具を使いましょう。


  • 生活習慣の改善

    歯周病の普段の食習慣や歯みがき習慣、喫煙などとも関連しています。それらの生活習慣についてもアドバイスいたします。


  • 定期的な歯石除去/歯面清掃

    定期的に来院していただいて、プロフェッショナル・ケアを受けていただくことで、普段の歯みがきでは取りきれない汚れも除去します。

自費治療の無料初診相談を行っております。お気軽にご相談ください。

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