メタルフリー・審美治療

メタルフリー・審美治療

被せ物と装着率

銀歯のはなし

虫歯治療後に噛む機能を回復させるために、被せ物や詰め物があります。
保険適用となる被せ物や詰め物の『銀歯』。以前は、水銀含有のアマルガムという銀歯がありましたが、身体への悪影響から、現在は『金銀パラジウム合金』を使用することが多くなっています。
特にパラジウムは金属アレルギーになりやすい材料であり、医療先進国では『パラジウムフリー』が常識になりつつあり、先進国では日本だけが使用されています。

最近の調査ではメンテナンスをせず銀歯を長期装着すると、酸化したり劣化したりすることで、齲蝕や歯周病などのリスクが高くなるという事がわかりました。

銀歯などの詰め物と歯の隙間に細菌が侵入し二次齲蝕が発生する可能性もあります。
通常の齲蝕よりも歯の奥まで進行することが多く神経に達する場合もありますし、根元から歯が折れてしまう事もあります。

  • 医療先進国ではパラジウムフリーになりつつある
  • 銀歯を長期装着すると酸化し劣化する
  • 2次カリエスや歯周病のリスクが高くなる

銀歯の装着率

全国の20~60代の一般男女に対しアンケート実施したことろ、銀歯の装着率はなんと全体で70%で、そのうち最も多かった世代は40代で79.7%、その中で10年以上銀歯を装着している人は全体で41.6%でした。

また銀歯を選んだ理由として最も多かったのは『歯科医院から他の方法を勧められなかったから』が全体の6割以上でした。

セラミックのはなし

セラミックといってもたくさんの種類があります。
現在臨床で多く使われているものとして、ジルコニア・二ケイ酸リチウム・酸化アルミナの3種類があります。
その中でも現在はジルコニアが主流となっております。
ジルコニアクラウンを選択される理由で最も多いのが、

  • 白いきれいな歯(審美的)
  • 鏡面研磨させているので汚れが付きにくい(清掃性の良さ)
  • 丈夫で長持ち(強度の強さ)

でした。

小臼歯部あたりは審美的な理由で選択されることが多いですが、大臼歯部になると審美的な理由より

自分の歯のようにしっかり食事がしたい!!という理由で強度の強さを重視される方が多いです。

後は、定期的なメンテナンスを行うことによって、より健康な状態を持続させていきます。

セラミックの装着率

当院では長期に渡り銀歯を装着することでのデメリット改善のために、セラミックの中でもジルコニアクラウンへ移行していき、より健康な口腔内環境を作ります。
実際、来院されている患者様の4割が銀歯からジルコニアクラウンへのやり替えを希望されています。

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