予防歯科

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歯と認知症って関係あるの?

認知症って?

認知症とは、脳や身体の病気を原因として、記憶・判断力が低下し普通に日常生活を送る事が困難になる状態をいいます。
認知症にも様々な種類がありますが、多くは『アルツハイマー型認知症』や『脳血管性認知症』です。認知症の人は増加傾向で今や85歳以上の3~4人に1人が認知症であると言われています。

歯を失うと認知症のリスクが上がるの?

近年、認知症の高齢者が増加傾向にありますが、しっかりした歯で噛むことが認知症の予防に効果があると言われています。
歯を失う事による認知症のリスクについて、厚生労働科学研究班が65歳以上の健全者にアンケートを実施したところ、
要介護認定を伴う認知症度Ⅱ以上が発症するまでの日数・歯数・咀嚼能力・かかりつけ歯科医院の有無などの関係を調べた結果、年齢・治療疾患の有無・生活習慣にかかわらず歯がない人は認知症リスクが高くなる事が明らかになりました。

特にほとんど歯がなく義歯も使用していない人は、歯が20本以上残っている人の1.9倍も認知症のリスクが高いそうです。

歯がほとんどない場合でもインプラントや義歯を使用する事で認知症の発症リスクを4割程度抑制できる可能性があるとの報告もあります。

『噛めなくなる事によって、栄養が偏ったり咀嚼機能や脳への刺激の低下が起こります。それらが脳の認知機能の低下を招いているのではないか』と言われています。

歯の数が少ない高齢者ほど、記憶をつかさどる脳の海馬や、思考能力を担っている前頭葉が縮んでいるという報告もあるそうです。
歯の状態が脳の働きを含め、健康に大きく影響しているのではないでしょうか?

  • 噛むことで脳が刺激され活性化されやすい
  • 歯がほとんどなく入れ歯も使用していない人は、歯が20本以上残っている人より認知症のリスクが1.9倍高い
  • かかりつけの歯医者がない人は、ある人に比べて認知症リスクが1.4倍高くなる
  • 歯がなくてもインプラントや義歯を利用することでリスクが軽減される

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