入れ歯をキレイにしておくことの必要性
入れ歯にも自分の歯と同じように食べかすやプラークが付くので、毎日清潔にしておくことが大切です。
お手入れが不十分だと…
- 口臭が発生する
入れ歯にはスポンジ状の小さな穴が無数にあり、そこに汚れやバクテリアなど細菌が溜まると口臭の原因になります。
- 口内炎の原因に
入れ歯に汚れが付いていると口腔内の細菌が増え、傷口からその細菌が入り込み炎症の原因になります。
- 入れ歯に色素や歯石が沈着
ご自身の歯と同じように、着色や歯石が付きます。
又、部分入れ歯の場合汚れが付くことによって、クラスプ(バネ)などのかかっている歯が虫歯や歯周病になります。
お手入れ方法
1.洗面器に水を張る
入れ歯を落として割ってしまったり、排水口に流れてしまわないように水を張ってください。
2.入れ歯を外して流水下で清掃
義歯ブラシを使用し、ゴシゴシと力を入れ過ぎないように磨く。
歯磨き粉などを付けて磨くと研磨剤が入っているので、表面に傷がつき、余計に汚れやすくなるのでおすすめしません。
特に、内面を磨きすぎるとすり減り隙間ができて、食事したものが入りやすくなるため気をつけてブラシをあててください。
汚れが残りやすい部分(クラスプなど)は特に丁寧に清掃してあげてください。
3.バクテリアや細菌を殺菌するため週3回程度は、ぬるま湯に義歯洗浄剤を入れて入れ歯を入れておくと、より効果的です。
義歯洗浄剤の種類
・ポリデント
・タフデント
・ピカ
・デントクリア
※これらの洗浄剤には、汚れを取り除くだけでなく、バクテリアや細菌などを殺菌する成分が入っています。