歯槽膿漏(歯周病)と体の関係
歯槽膿漏(歯周病)はさまざまな病気を引き起こす
原因だといわれています。
血管疾患
心筋梗塞や動脈硬化などは
腫れた歯肉から血管内に侵入した歯周病原因菌などの刺激で
血管内に粥状の脂肪性沈下物ができ血管が細くなり
詰まりやすくなるといわれています。
インフルエンザ
毎年流行するインフルエンザも歯槽膿漏と大きく関わっています。
口腔内の細菌数が多いと咽頭などの粘膜を覆っている粘膜を破壊分解し
細胞内にインフルエンザウイルスを侵入しやすくします。
また歯周病菌はインフルエンザウイルスを増殖させ
感染力を高めるともいわれています。
その他にも糖尿病、肺炎、認知症などさまざまな
原因と関与しています。
歯槽膿漏にならないためには
お家でできる予防はまずしっかりとブラッシングを行う事。
糸ようじや歯間ブラシで歯と歯の間もしっかりおそうじしましょう。
仕上げに洗口剤を使う事でさらに口腔内の細菌数が減り効果的です。
そして歯科医院で定期健診を受けましょう。
ブラッシングだけでは取れない
歯石やバイオフィルムは細菌のかたまりです。
しっかり汚れを落としてきれいなお口を保ちましょう。