定期健診 入れ歯編
入れ歯でも定期健診を受けた方が良いと言われているのはご存知でしょうか?
総義歯や歯が少ないから必要ないんじゃないの?とお思いかもしれないですが、入れ歯を入れた後のメンテナンスは
実はすごく大事です。
患者様自身も気づかない変化を定期健診でチェックしていきます。
義歯装着後は患者さんにも入れ歯にも様々な変化が生じます。
入れ歯の定期検診ってなぜ必要?
入れ歯の定期健診では、入れ歯だけでなく残っている歯や歯茎の変化もみます。
入れ歯は経年劣化しますが、入れ歯を入れている部分の歯茎も実は、少しづつですが痩せていきます。
新しい入れ歯は調子が良いかもしれませんが、使っているうちに少しづつ合わなくなり、歯茎を
傷つけたりします。
また入れ歯に用いられる人工歯という歯は、使ってるうちにすり減るので、噛み合わせが合わなくなり
咀嚼能率が低下します。
合わない入れ歯を入れていると食事しにくくなったり歯茎の部分に潰瘍が出来たりします。
特に長期間使っている入れ歯は、入れ歯に非常に多くの汚れが付くので、綺麗に汚れを取ってあげる事が
必要です。
汚れがたくさんついてると残存歯にも悪い影響を与えます。
検診では何をするの?
・入れ歯の適合のチェック
・かみ合わせのバランスのチェック
・入れ歯や残存歯のクリーニング
合わない入れ歯を入れ続けると、どうなるの?
・食事が美味しくできない
・表情が乏しくなり老け顔になる
・あごの骨や歯茎が痩せる
・入れ歯を入れると痛くなる
・入れ歯にたくさんの細菌が付着したままになる