痛くない親知らずの抜歯
痛くない親知らずの抜き方
親知らずを抜歯するのは『痛くないかな?』『腫れないかな?』『抜いた後もどれくらい痛いのかな?』など
心配が絶えないですよね。
親知らずには、抜いたほうがいい親知らずと、抜かなくてもいい親知らずがあります。
抜いたほうがいい親知らずは、
・その親知らずが虫歯になっている場合
・斜めに生えていたりして、上手に磨くことが出来ず、常に汚れが溜まっている場合
・頻繁に痛んだり、腫れたりしている場合
・親知らずが他の歯並びに影響する場合
など、色々あります
逆にまっすぐ生えており、上手に磨けてコントロール出来ている場合は、特に抜く必要もありません。
当院では、抜歯中も抜歯後も痛みが出ないように丁寧な治療を心掛けています。
CASE1
この患者様は、左上の親知らずの抜歯を希望され来院されました。
事前にレントゲンで、親知らずの根っこの向きなどを確認します。
麻酔も痛くないよう、極小針を使用し、麻酔液の温度・注射する部分やスピードにも注意しています。
麻酔をした後は、抜歯後の痛みが少しでも軽減されるよう、先に鎮痛剤を飲んでいただきます。
麻酔が終わると抜歯開始です。
抜歯の器具は、主にへーベル・鉗子を使います。その他は、用途に応じて使います。
抜歯が終わると、抜歯窩にレーザーを照射します。
このレーザーは血液の凝固・血餅の形成を促進させ、周囲の歯肉を蒸散させる事で、抜歯後の治癒促進の効果が
得られます。
この患者様のケースでは、麻酔を開始してから抜歯が終わるまで3分くらいでした。
抜歯のみだと、40秒くらいでした。
抜歯後は、基本的に感染や痛みがなければ、洗浄などでお越しいただくことがないので、1回の治療で終わります。