予防歯科

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身近にある洗口剤『リステリン』

身近にある洗口剤『リステリン』

洗口剤って効果あるの?

普段の生活の中で、何%の方が歯磨きの時に洗口剤を使っているのでしょうか?
『たくさん種類があるのでどれを選んだらいいかわからない』
『本当に効果があるの?』
など色んな相談を受けます。
今回は身近にある『リステリン』について紹介していきます。

通常のブラッシングに加えて洗口剤『リステリン』を補助的に使用することにより、歯肉縁上プラークは56%、歯肉炎は36%有意に抑制することが、長期の臨床試験で立証されています。
また、プラークや歯肉炎の発生を抑制するだけでなく、既存のプラーク及び歯肉炎も減少させることが確認されています。
歯肉炎抑制効果のあるトリクロサン配合歯磨剤と、リステリン+フッ素配合歯磨剤を併用した時を比較すると、歯肉炎の軽減効果は同等でしたがプラーク指数は明らかな違いがみられました。
通常行っているブラッシングにリステリンを追加することで効果的なプラークコントロールができることが示唆されました。

殺菌力はあるの?

殺菌性の高いリステリンは、口腔内の隅々まで行き渡ることで、歯ブラシが十分に届かない場所まで作用することが出来るため、ブラッシングでは除去しきれないバイオフィルムをコントロールすることが出来ます。
歯磨剤+ブラッシングや補助的用具・機械的清掃と洗口剤を用いることで理想的な歯周病予防が可能になります。
リステリンを洗口して12時間経過した後も歯肉縁上及び舌上のVSC産生嫌気性菌に対する殺菌効果は持続したそうです。
また歯間のプラーク中の総細菌数にも効果があるとわかりました。

安全に長期使用できるリステリン

近年、様々なマウスウォッシュが販売されています。
歯周病やう蝕を効果的に予防するために、高い殺菌力のある洗口剤が選ばれるポイントの一つですが、長期使用時の安全性も需要な要素になります。
リステリンにおいては、長期使用しても色素沈着になりにくく、口腔癌のリスク又は口腔乾燥の亢進を起こさないと各種のエビデンスで確認されています。

安全性

リステリンは長期使用しても
・歯牙の色素沈着がない
・口腔粘膜における副作用がない
・歯石形成の増大がない
・レジンの接着強度や変形、歯科用合金への影響がない
と言われています。
その他に
・多くの試験でプラーク及び歯肉炎が軽減すると立証され、ADA認定性が与えられている
・30秒で広範囲の口腔有害菌を速やかに死滅させ、12時間にわたってプラーク及び歯肉炎を予防することが立証されている
・プラーク、バイオフィルムに対して迅速に浸透、殺菌することが確認されている
・嫌気性グラム陰性桿菌をはじめ、真菌やウイルスに対しても幅広い抗菌スペクトルをもつ
・有効成分は4種類の天然由来成分からなる
と言われています。

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