予防歯科

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むし歯や歯周病ではない歯の痛み、TCH(歯列接触症)が原因かも!

 

「どこの歯なのか分からないけど、不規則に痛い」

「食べ物をかむと何となく痛い」

「歯ブラシが当たると振動で痛い」

「奥歯全体が痛い」

こういった事でお悩みの方、今上下の歯が触れていませんか? TCHの可能性が高いです!

TCH (歯列接触症) とは?

 

Tooth(歯) contacting(接触) Habit(癖)の略で、日本語では「上下の歯を接触させる癖」という意味になります。

簡単に言うと、食べていない時に不必要に上下の歯を接触させ続けてしまう癖のことです。

何もしていない時、上下の歯は接触していないのが正常です。

会話や食事をする際に短時間だけ接触しますが、その時間は 一日平均20分程度 と言われています。

その他の時間、上下の歯には1~3mm程度のすき間があります。

歯ぎしり・食いしばりとTCHの違いは「かむ力」の強さの違いです。

 

 ●歯ぎしり・食いしばり ⇒ かんでいる自覚ができる強い力

 ●TCH        ⇒ 上下の歯がただ接触するだけの弱い力で、本人の自覚が少ないかあまりありません。

 

TCHになる原因

 

 

原因は一つではなくさまざまな要因で起こると考えられています。

パソコンやスマートフォンの操作

勉強・読書

下を向いて集中するような作業

緊張するような場面

 

 

上下の歯を接触させ続ける習慣がついてしまうと、顎関節に長時間力がかかり、どんどん疲労していきます。

そうすると顎関節症やかみ合わせの違和感、歯の痛み、しみるなどにつながっていく可能性が高いです。

 

TCHを治すには?

 

「TCHかも?」と感じたら、まずは日常生活の中で、上下の歯を離すことを意識してみましょう!

また下記のような方法も是非試してみてください。

2~3ヶ月続ける内にTCHが改善する方が多いと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●かみ合わせの調整

全体のかみ合わせを調整することによって、強く当たっている箇所が改善され歯への負担が減ります。

●マウスピースの使用

上下の歯が直接擦れ合うことを防止し、歯のすり減りを防止します。

また歯ぎしりの音の軽減にもつながります。

 

気付かぬうちに、様々な症状を引き起こしてしまう歯列接触症! 思い当たる方はぜひ相談して下さい。

 

 

 

 

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