洗口液は使った方がいい?
歯周病が及ぼす悪影響って?
歯周病が全身の健康にも悪影響を及ぼすといわれていることが、最近では重要視されています。特に糖尿病との関係は大変重要であり、歯周病菌が出す炎症物質が糖尿病の悪化につながるといわれています。そのほか狭心症や心筋梗塞なども関係していると言われています。
改善方法はあるの?
口腔内の健康を維持するには、日々のブラッシングが大変重要です。
特に就寝中は唾液の分泌が減り、菌が繁殖しやすくなるので寝る前はしっかりブラッシングしてください。
なかなか上手にブラシをすることが出来ない子供、高齢者、障害のある方は洗口剤を用いてケアしていただくと、より効果です。
そして、3、4か月に一度は歯科医院でチェックを受け、プロフェッショナルなクリーニングを受けてください。
口腔内の病気は主に虫歯と歯周病です
小さい頃は虫歯や歯肉炎、大人になると虫歯や歯周病と、年齢ごとにかかりやすい病気が変わってきます。
歯の病気は自分自身のケアで未然に防ぐこともできますし、進行を遅らせることもできます。
しかし、口腔内の病気は唾液を介して移ってしまうリスクがあります。
口腔内を清潔に保つことは、大切な人を守ることにもつながります。
洗口液の効果とは?
洗口剤を用いることは、口腔内細菌を減らすだけでなく、口臭の予防にも繋がります。口腔内細菌を減らすことで、お口の中の健康につながるだけでなく、インフルエンザや風邪などにり患しにくくなり、体全体の健康に繋がると言われています。
洗口剤は夜、寝る前に使用すると効果的です。洗口液には、歯周病予防だけでなく、口腔内細菌が多くなる事で起きる、『口のねばつき』『口臭』にとても効果があります。
歯科医院でよく販売されているコンクールは、有効成分がグルコン酸クロルヘキシジンなので長時間の殺菌効果があるといわれています。
その効果は最大12時間まで、唾液中の細菌増殖を抑制するといわれています。
洗口液の種類
・低刺激でミントのような冷涼感→コンクールF
・いろんな味のバリエーション→リステリン
など、種類が豊富です。ご自身で選択しにくい場合はかかりつけの歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。