入れ歯を入れたくない…放置するとどうなる?
歯を失った場合、多くの方は入れ歯を検討されるかと思います。
しかし、「入れ歯を作るのは面倒」「入れ歯がなくても今の生活にそこまで不自由を感じない」
といった理由から、入れ歯をしないままで過ごしてしまう方も少なくありません。
実は、入れ歯をしないと口腔内だけでなく、身体全体に様々な悪影響が及ぶ可能性があります。
噛む力の低下
歯がないと食べ物をしっかり噛むことが難しくなり、食事の楽しみや栄養摂取に影響します。
発音の変化
歯がないと正確に発音しづらくなることがあります。特に「サ」や「タ」などの音が不明瞭になる場合があります。
顔の輪郭の変化
歯を失うと、顎の骨の周りの筋肉が徐々に萎縮し、顔の輪郭がたるんだり、老けて見えることがあります。
咀嚼や消化の問題
十分に噛めないと、消化に負担がかかり、胃腸の不調を引き起こす可能性もあります。
隣接する歯や歯茎への負担
歯がない部分に隣接する歯が動いたり、歯茎に負担がかかることがあります。
まとめ
歯を抜いた後はできるだけ早い段階で入れ歯を検討することが望ましいですが、傷口の状態や骨の回復状況などを考えることが必要な為、
歯科医師と十分に相談して決めることが大切です。
現在では入れ歯も様々な進歩を遂げており、特に自費の入れ歯であれば審美性や機能性などこだわって作製することができます。
歯を失ってから時間が経てば経つほど、骨や歯茎の状態が変化し、より複雑な治療が必要になるケースが増えてしまいます。
ぜひ早めの相談を心がけて、美味しく食べられる日々を維持していきましょう。



